今回の世界一周を、ひとつのプロジェクトとして自分で動くことにしよう。そう決めて本当に良かった。
結果として、人生を彩るかけがえのない旅になった。
学生以来のバックパックをかついだ一人旅。
慣れない英語、現地の人たちとのコミュニケーション。
そして会社や組織の肩書のない、まるはだかの自分を表現するという難しさ。
これらに立ち向かい、乗り越えられる自分になるために、
あえて自分からハードルを上げてチャレンジすることで、自分の中で大切なモノをひとつずつ発見できた。
自分を表現するからこそ、大切な仲間や友人が見つかり、応援をしてくれる方も見つかってくる。
それをたった一人の主婦が、世界中を歩いて実現できた。
そのことが何よりも、自分の人生において、最大のチャレンジで財産になったのだ。
あぁなんて素晴らしいことだろう。いかほどの困難を乗り越えられたかな。
リゾートやリフレッシュのためだけの旅なら、これから思う存分、満喫できる。
旅の本当の面白さも、自分にとって快適な過ごし方も今は知っている。
そのために、今回の世界一周はあらゆることにチャレンジして、色々なものを見て、
自分の好きなことも、自分の中の弱さも、素直に感じて発見してきたんだ。
だからこそ、今チャレンジングな旅に立ち向かえること自体が、
なんて恵まれた最高のチャンスで、幸せなことなんだろう!と心から感じている。
そう思えるのは、信頼して応援してくれる家族と、少しの勇気を持てた自分がいたから。感謝。
こんな自分にとっての旅は、この先なかなかできない。
というよりも、自分ひとりで成し遂げたいとはもう思わないだろう。
なので、今このタイミングで挑み、体験して、目的を実現できたことが
私にとって最高の人生のプレゼントなのだ。
無事に帰国しそれを祝福され、私はいま新たな人生、家族そして事業をスタートしている。
もうこわいものなんてない。
なんでもできると信じぬける。
なんて幸せなことだろう。ありがとう。
プロジェクトの「PIECE TO WORLD」。
自分が行きたい国を訪れるほど、この国は日本と違っていいなと思うもの。
そして本質的なその土地の良さを見極めるのが今回のPIECEというプロジェクト。
それと同時に、自分は育った国を愛し、日本人であることに誇りを持っているのかという想いも常にあった。
それは不思議と、自分にとってベストなタイミングで気づかせてもらえるものだ。
帰国する時にはもう、自分の住む町、育った国を心より大切に想えている。
この国の住人であることを堂々と誇りを持てる。
それも過去の歴史もいろんな背景も以前よりは、自分なりにしっかり感じた上で。
これからの歩む道を感じられている。